新羅ステイ光化門

光化門にある新羅ホテルのサブブランドホテル

今回宿泊したのは、新羅ステイ光化門。その名の通り、光化門（カンファムン）や景福宮（キョンボックム）、仁寺洞（インサドン）へ徒歩圏の立地にある新羅ホテルグループのブランドホテル。

最近は、高級ホテルがお値段を抑えてのサブブランドホテルを展開する動きが高まっているなと感じます。中国バブルも落ち着きましたし、やはり中価格帯のホテルの方が今後は良いのでしょうか。

 

高級ホテルのサブブランドホテル一覧。

・ロッテホテル→　ロッテシティホテル、ロッテL7

・新羅ホテル→　新羅ステイホテル

・ウエスティン朝鮮ホテル→　フォーポインツ・バイ・シェラトン・ソウル南山

・インターコンチネンタル→　ナインツリーホテル

加えて、世宗（セジョン）ホテルも、ビジネスホテルクラスのホテルを建設予定だとか。世宗（セジョン）ホテルは、既に1万円前後で泊まれるので、果たして。。

新羅ステイ光化門のお値段は、新羅ホテルに宿泊するよりも3分の1程度ですが、インターネット上での口コミも高く予約をしてみました。

 

新羅ステイ光化門は、ピエロ・リッソーニがインテリアデザインを担当

2015年12月にオープンして、まだ1年も経たないニューホテル。インテリアデザインを、イタリアの建築家でありインテリアデザイナーでもあるピエロ・リッソーニさんが担当されています。ピエロ・リッソーニ？　とあまり馴染みのない名前ですが、日本で言えば、「三井ガーデンホテル銀座」の建築を任されていたり、世界的インテリアブランド「カッシーナ」のデザインを担当されていたりします。

期待が高まります。

外観はいたって普通の建物で、1階には大きめのスターバックスがあります。

エレベーターを上がりロビーフロアへ着くと、すっきりと洗練された空間が広がります。ビジネスホテルという位置付けだと思っていたのですが、正直全くそんなレベルではなく、普通に5つ星な空間です。

本家、新羅ホテルのように豪華絢爛とまではいきませんが、ゆとりのある空間で高級感が漂います。全体的に色調も抑えられているので、その辺りも印象に影響を与えている気がします。

ロビー横にある奥のスペースでは、朝食ビュッフェやランチビュッフェ、ワインなどが提供されるスペースがあり、ここのランチビュッフェは、本家新羅ホテルと同じレシピながら、本家よりも安い価格でビュッフェになっているということで、韓国のマダム達にも人気なのだとか。お値段W20,000。普通に安いと思います^^

新羅ステイ光化門のお部屋は？

部屋に入ると、そこはロビー同様、全体的にシックにまとめられたスペースになっています。

なんといいますか、計算された「無駄な配線」・「無駄な動線」が一切ない空間です。

バスローブもとても厚みのあるもの。トイレは、ウォシュレット（シャワートイレ）完備です。

アメニティは、Aveda。地味に、このAvedaの香りが良かったです（ローズマリーミント）。夏なので、非常に爽快感がある香りで、あまりに良かったので帰りの空港で見つけて買いました。

浴槽も、体がつかれる十分な広さが縦にも横にもあります。浴槽と洗面の間の透明の壁はもう少し広い方がシャワーの水が洗面エリアの方に飛ばなくていいなとは感じましたが、そこはデザインの世界。こう言うもんなんだろう、と割り切りました。^^

厚めのスリッパもありますし、必要な方にはアイロンもあります。コンセントも十分にありましたし、携帯であればそのまま充電できてしまうコンセントプラグもありました。

総じて、ビジネスホテルクラスという印象を全く抱かなかったホテルなのですが、1つだけ笑ってしまう部分がありました。

ベッドのある寝室から見ると、お風呂やトイレがある空間が黒い壁で隠れています。ところが、このドアを右側に閉めると、お風呂が丸見えです↓

お風呂側の内側からシェイドスクリーンなどがあるのか、というと、それもなく、見事に丸見えです。なんだろ、これもデザインの世界なんでしょうか。

●ビジネスクラスのホテル＝ビジネス利用＝1人利用だから？　という話なのか、それとも、

●情熱的なイタリアのデザイナー故、ちょっと大人の刺激を遊び心に入れたのか、全く謎です^^

 

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