ソウルにある様々なエリアの特徴は？

ソウルの各エリアの特徴、おすすめは？

韓国旅行に出かける前に、「どのエリアに泊まろうか、どのエリアがいいのか」と各エリアの情報を知りたくなりますよね。そこで、ソウルの各エリアの特徴や情報を私なりにまとめてみます。ご参考になれば幸いです^^

ソウルは、漢江（ハンガン）という海を挟み、「漢江より北が江北（カンブク）エリア」「漢江より南が江南（カンナム）エリア」と言います。

賑やかさや雰囲気、立っている建物などを考えて東京で例えますと、

江北 ＝ 東京の西側（新宿、渋谷、原宿、池袋）といったイメージです。

江南 ＝ 東京の東側（銀座、丸の内、お台場）といったイメージです。

オフィス街だけでなく様々なショッピングエリアが集まるのが江北。それに対し、外資系企業や富裕層が暮らすエリアでもあり、同じショッピングでも1段階価格帯が上がるのが、江南エリアです。東京に来る外国人が、新宿や渋谷エリアに宿泊するように、ソウルでも江北エリアのホテルに宿泊するのが大半です。

 

■江北（カンブク）エリア

明洞（ミョンドン）

→日本でいう所の渋谷・原宿です。プチプラコスメや若者ファッションの街であるだけでなく、あらゆる百貨店や免税店、ホテルが集結する場所です。初めての韓国であれば、まずは明洞、というのが鉄板です。写真はこちら↓

仁寺洞（インサドン）

→日本でいう所の浅草です。ただ、浅草のような下町さはなく、どちらかというと京都の観光地付近の街のイメージが近しいです。伝統芸術・伝統工芸を扱うお店が多く点在する一方で、現代ファッションとの融合が図られたお店やカフェも点在する場所です。写真はこちら↓

景福宮、三清洞（キョンボックン、サムチョンドン）

→景福宮は、ソウルのかつての王朝があった歴史遺産で、その周辺のエリアが景福宮や三清洞と呼ばれるエリアです。韓国の現代アートを扱う画廊やセレクトショップ、こだわりのカフェが集まるエリアでもあり、他のエリアよりも静かで大人な空間です。南青山のような雰囲気です。

鍾路（チョンノ）

→日本でいう所の西新宿です。銀行や通信会社の本社などが集結し、平日は多くの会社員で溢れます。その会社員ニーズもあって飲食店が多いのも特徴で、知られざるグルメなお店が多いです。清渓川（チョンゲチョン）というオフィス街を流れる憩いの川があるのも、こちらです。写真は、こちら↓

東大門（トンデムン）

→良い意味で雑多なエリアです。「東大門市場」という名前であった場所でもあり、もともと様々な卸売り市場が存在しています。ただ、最近は再開発が進んでいて、JWマリオットホテルが進出したり、ザハハディドさんデザインの東大門デザインプラザができたりと、一大観光地としての開発が進んでいます。例えるなら、合羽橋や築地、池袋と五反田を重ねたような場所です。写真はこちら↓

 

南山（ナムサン）

→文字通り、南山という山があるエリアです。小高い丘ぐらいの高さの山で、ここにはソウルタワーや韓国一の高級ホテル、新羅ホテルがあり、どちらかというと、その高台からの景色を楽しむ場所で、食べる場所、買い物をする場所が多いわけでもなんでもないです。東京タワーには行っても、その周辺は観光しないのと一緒でしょうか。

梨泰院（イテウォン）

→米軍が駐留するエリアで、ソウルの中でも最も異国の匂いがする場所です。昔は、革製品を買うならイテウォンといったイメージもありましたが、最近はそれ以上のハイセンスタウンの雰囲気ができつつあります。味の良いアジアンダイニングやルーフトップバー、カフェ、知る人ぞ知るアンティークショップが集まります。週末は、多くのクラブで賑わいます。例えるなら、歌舞伎町でしょうか。写真はこちら↓

弘大（ホンデ）

→韓国一の芸術系大学「弘益大学」がある場所で、学生街としての側面もありつつ、アートに飛んだ街並み、セレクトファッションの街の様相です。膨大な数のカフェが林立している一方で、学生にも人気な安くてうまいグルメ店が集まってきていることでも注目を集めています。カロスキル（下記参照↓）同様、最近注目のエリアです。写真はこちら↓

新村（シンチョン）

→THE学生街です。ここは完全に早稲田の雰囲気です。韓国の慶應とも称される「延世大学」や韓国の上智とも称される「西江大学」があり、多くの学生であふれます。学生から支持される安くてボリューム大なグルメ店、カジュアルファッションのお店などが軒を連ねます。

 

■江南（カンナム）エリア

狎鴎亭（アックジョン）

→日本でいう銀座です。高級住宅、ハイブランド、高級飲食店が集まる場所です。韓国の芸能事務所なども付近にあり、韓流ファンの方が、芸能人行きつけのお店を訪ねてみたりするにも良い場所です。フレンチやイタリアンの名店が集まるのも、このエリアです。

カロスキル

→日本でいう、代官山です。表参道ほどハイブランドは集まっていませんが、ファッション性の高いショップやカフェが集結するエリアで、ここ数年で人気が急上昇。明洞（ミョンドン）が、プチプラコスメやファストファッション、カジュアルファッションなのに対し、カロスキルは、その１つ上の価格帯が集まります。写真はこちら↓

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各エリアの特徴