イベリコ豚の焼肉スタイル、삼백식당（サムベクシクタン）

韓国ソウルに行くと、サムギョプサルやモクサルの豚焼肉のお店は非常に多くありますが、その中でも変わり種と言える豚焼肉のお店が、鐘閣エリアに新規オープンしました。それが、삼백식당（サムベクシクタン）です。

 

https://www.instagram.com/p/BM0bNcjB3c-/?taken-by=300sikdang&hl=ja

 

出来立て新店、綺麗な삼백식당（サムベクシクタン）

삼백식당（サムベクシクタン）は、まだオープン仕立てで知名度は高くはないのですが、今後人気が出てくる可能性を秘めたお店。というのも、こちらで提供されるモクサル（首から肩周りの肉）は、韓国産豚肉ではなく、あのスペインのイベリコ黒豚を使ったものなんです。

イベリコ豚の肩肉（モクサル）は、1人分180gでW12,000（1200円）。イベリコ豚のセットは、500グラムでW32,000（日本円にして3200円程度）、ととてもリーズナブルです。熟成のサムギョプサルも、1人前W12,000とリーズナブルです。

삼백식당（サムベクシクタン）の綺麗な店内

オープン仕立て、ということもあるのですが、店内の従業員の方の身なりや所作含め、とても清潔な印象を覚えました。

ちなみに、サンチュなどの葉っぱやにんにくなど、豚肉と一緒に食べるおかずは取り放題です。

今回僕が注文をしたのは、モクサルとサムギョプサル。注文をすると、まずはこちらのおかずが運ばれてきます。

삼백식당（サムベクシクタン）のイベリコ豚

そして運ばれてきたお肉がこちらです。非常に赤みの濃い豚肉で、やはり通常の韓国産の豚肉とは異なる色合いです。

そして、こちらのイベリコ豚のモクサルを焼いていきます。

삼백식당（サムベクシクタン）を勧めたい、味のバリエーション！

삼백식당（サムベクシクタン）がユニークだと感じたのは、イベリコ黒豚を使用している点だけではありません。豚肉を味わうバリエーションが非常に豊富なんです。

それが、こちらの4つのバリエーションです。わさびはよくあるとしても、左上の粒マスタードや、左下のガリなどは、これまで見たことがない食べ合わせです。期待が高まります^^

焼きあがったイベリコ黒豚を様々な味で

この赤みの強いイベリコ黒豚をしっかり焼いた後は、葉っぱの上に乗せて、マスタードをのせて、と食べて見ます。

これが、さっぱりとして美味しいんです。スペインのイベリコ黒豚ゆえ、粒マスタードという洋な組み合わせがマッチするのか、とてもしっくりくる食べ方でした。イベリコ豚自体が、ほかの豚肉よりもさっぱりとした味わいなので、ちょうどマスタードの刺激がアクセントになりまして。

他にも様々な食べ方ができるのが、こちらの삼백식당（サムベクシクタン）。

豚焼肉にガリ、という奇想天外な食べ方もしてみました。ガリ＝お寿司のイメージがどうしても強い僕にはとても新鮮だったのですが、意外に組み合わせとしては「アリ」でした。ただ、同じ組み合わせなら、マスタードの方が斬新で、味もしっくりきた印象があります。ガリ自体は生姜の辛味もありさっぱりとしているのですが、甘酢の味もするので、豚肉と一緒に食べると、味が複雑すぎてしまってぼやける印象を持ちまして。

そして、こちらでは、ネギを使った食べ方もありました。これも盲点だったのですが、玉ねぎなどを一緒に焼くお店はありますが、ネギを焼くというのは、またレアだなと。焼きねぎの美味しさ＝鶏肉とマッチする印象もあるので、豚肉はどうなのかと食べて見たところ、こちらも、「アリ」でした。

いつものサムギョプサル、モクサルではなく変わり種の豚焼肉を食べたい時、様々な味わい方を試してみたい、そんな時にはとてもおすすめなお店です。新店できれいなだけでなく、店内の清潔感ある空間もとても好感が持てるお店でした^^

삼백식당（サムベクシクタン）の場所は、こちらです。

http://map.konest.com/daddr/1111013500_43-5?pop=0

 -
サムギョプサル, 光化門（カンファムン）, 豚肉料理